2022/07/26 13:41
こんにちは。乙部追分ブリューイングです。
7月となり、親しい方やお世話になった方へのお中元、夏ギフトをご検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夏ギフトの定番であるビールを、今年はいつもと趣向をかえて特別感のある醸造所直送の出来立てクラフトビールを贈ってみませんか。
「毎日飲んでも飽きないビール」をイメージして醸造家が配合する華やかな香りを生むホップと、深いコクが後を引く乙部産モルト、ビールの味を左右する仕込み水に乙部町の天然水を100%使用するなど、乙部町の豊かな自然の恵みを活かしたビールづくりをしています。
私たちのようなマイクロブルワリー(小規模醸造所)だからこそ造れる乙部町のクラフトビールは、醸造から瓶詰まですべて醸造家の手で行っています。
出来立てのビールは、ろ過や加熱をせず「生きた酵母」を含む、無濾過クラフトビールとして、手動の機械で1本ずつ瓶に充填して打栓をしています。
醸造家の手で丁寧に造られたビールは、いつもお世話になっている方、特にビールが好きな方への贈り物にぴったりの一品です。
醸造家の手で丁寧に造られたビールは、いつもお世話になっている方、特にビールが好きな方への贈り物にぴったりの一品です。
ギフト・贈答用としてのご注文には、無料でギフトラッピングを承っています。
ご注文の際に、メールに「ギフトラッピング希望」とご記入いただけましたら、商品をオリジナルラッピングで包装した状態でお届けいたします。
クラフトビール醸造の工程
糖化工程:粉砕した麦芽に60℃~70℃のお湯を投入し麦のおかゆを作ります。この仕込み水は100%乙部町のミネラルウォーター・天然シリカ水の「Gaivota(ガイヴォータ)」を使用。約60分攪拌します。
糖化工程では、温度を計測しながら糖化の具合を確認します。
ろ過工程:醸造タンクの底にメッシュがあり、麦芽のかすと麦汁を分けます。麦汁は、煮沸タンクに移します。
ろ過されていく工程で、濁っていた麦汁が徐々に澄んでいきます。写真は少し中が透けて見える状態になっています。
クラフトビール特有のフルーティーな香りとなるホップを準備します。
煮沸工程:ろ過が終わった麦汁にホップを加えて煮沸し、ビール特有の香りと苦味を出します。ホップの投入タイミングを変えるだけで味が変化するそうです。
麦汁がタンクの中で渦を巻き煮沸で投入したホップのかすなどが中心に集まっていきます。きれいな上澄みだけを、冷却工程で使用する熱交換器へ送ります。
タンクの底に残った搾りかす。
一番搾りの麦汁。甘みがありトロっとした舌ざわりです。熱された麦汁は冷却工程で発酵開始に適切な温度20℃まで冷却されます。
発酵工程:麦汁に酵母を加え発酵させます。発酵の期間は1週間~10日間、酵母が糖分をエサにアルコールと炭酸ガスに分解されていきます。
発酵タンクに入れるエール酵母。この酵母はバナナのような味わいになるそうです。無濾過ビールは、酵母がいきたままの状態で瓶詰されます。
発酵が終わったビールを「若ビール」といいます。発酵終了後に5℃まで冷却をして熟成させます。フルーツビールの場合は3日後にフルーツを入れるそうです。
出来立てのクラフトビール。
手動の充填機と、打栓機。出来立てのビールは樽や、1本ずつ瓶に充填されます。